【レビュー】『いかちゃん』

いかちゃん | ニンテンドー3DS | 任天堂

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はじめに

『いかちゃん』はピッキーより2016年11月にニンテンドー3DSで配信開始されたアクションゲームです。同名のPCフリーソフトの移植であり、製作した開発室Pixelはのちにインディーズの傑作である『洞窟物語』を生み出しました。

ちなみに私は同じ作者の『洞窟物語』はプレイ済みです。

ゲーム内容

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プレイヤーは「いか」となって深海を探検し、様々な問題を解決して行きます。
操作するキャラは記憶を失っており、様々なキャラクターと交流することで徐々に自分の立場や状況を理解していきます。戦闘や成長要素も一応ありますが、非常に簡易的なものです。
プレイ時間は1時間程度と、大変短いです。

レビュー

良かった点

シナリオ

記憶を失った主人公が徐々に自分の使命を思い出していくという大筋は既視感があるものですが、そこは製作者である??氏の独自のアレンジが加えられており、ありがち感はあまり感じません。

どこか投げやりなキャラクター

どのキャラも個性があるため、会話が面白いです。残念ながら内容は明るくないですが、どれも状況に沿ったものなので世界観の解釈につながります。

いかっぽい操作性

プレイヤーはいかであるため、水中をホバリングしながら移動します。正直なところ思った通りに移動できないためストレスが溜まることもありますが、主人公の特性を考えると忠実な再現と考えられそうです。

まとめ

私は非常に満足できました。1時間程度で終わりますが、逆にそんな短時間で一つの作品を楽しめるという考えでプレイすれば満足できそうです。『洞窟物語』のルーツとなる作品として、『洞窟物語』に合うか合わないかの判定もできる気がしますね。

点数:70点

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